計算機科学

技術記事

TOP500更新

Top500が更新されて京が二番手に落ちて、IBMのSequoiaがTopに立った。もっとも、京の二期連続TopもBlue Waters のキャンセルによるラッキーな部分もあるのだが。BlueGeen/Q は16コアであるので、157286...
計算機科学

プログラミング言語におけるマクロ

C言語の弱い部分はプリプロセッサである。#if しかないが、せめて FOR文 ぐらい書けてくれ。他にも FOPENして FSCAN して、ファイルの中身を配列初期値にしたり、三角関数や指数関数でループを回りながらテーブル初期値を算出したりし...
計算機科学

プロセッサはこの先どう進化するのか?

多少の鈍りはあるものの、半導体業界でのムーアの法則は未だに健在である。 しかしながらプロセッサの進化速度はポラックの法則その他に縛られいろいろとあらぬ方向に舵を切っている。 近年目立つ変化といえば、プロセッサ単体での性能進化が急激に鈍り、マ...
計算機科学

HPC分野におけるFPGAの考察

HPC分野においてFPGAが効力を発揮する可能性があるのは、一般のCPUやGPUがハードワイヤードとして持つ演算器と離れた演算精度を持つ場合と考える。つまり、非常に小さなbit精度だが大量の演算が必要な場合と、倍精度よりも少し大きな精度が欲...
計算機科学

FLOPSいろいろ集計

昨日はTOP500しか載せられなかったが、一応一緒に収集していた他のデータも不完全ながら重ねてみた。TOP500のような汎用計算機に対する、専用計算機の指標としてGRAPEのデータを拝借してみた。wikipedia などから適当にかき集めて...
計算機科学

TOP500のTOP集計

ちょっと興味があって、TOP500の歴代TOPを調べてみた。いろいろな角度からの分析もできるように、TOP500のサイトから過去のXMLのリストをスクリプトでずらっとwgetしてきて、Perlでちょちょいと加工しただけだが、見事に綺麗な指数...
計算機科学

組み込みプロセッサ再考

京がいつのまにやらTOP500の二連覇をしている。なんだかんだで我が国の技術はたいしたもんだ。 ということで私のフィールドワークであるエンベディッド分野を計算機科学の観点で再考してみる。計算機科学が単独での成立が難しい学問なのは多分そうなん...