KiCAD から Silhouette Studio への DXF変換

BGAの自宅リフローができるかのトライアル準備がだんだん整ってきた。
安いのをいいことに禄に検図もせずに先ほどFusion PCB に発注しました。
S6_board

ターゲットはSpartan6のBGAでもっともピンピッチの広い(それでも1mm)のFT256パッケージ。FPGAの載る表面のみリフローにトライして、裏面のパスコンは手作業実装の予定。

クラフトロボは既に販売終了のようなのでシルエットカメオを発注。
本体は到着待ちだが、幸い制御ソフトの Silhouette Studio はダウンロードできるようなので、メタルマスクならぬステンシルマスク製造を準備。
ここで問題発覚、手元のバージョン(下記)ではDXFファイルの単位が mil にしかならないようだ。

Pcb_new

無理やり読み込んでも座標が大きすぎていて下図のように正しく読み込めない(つまり読み込んでからリサイズという手は使えない)。普段愛用しているJW-CADでも駄目だったのでソフトウェアプログラマらしく(?)力技に出ることにする。

Ss_ng

ということでスケール変換ソフトを適当に書いてみる。

ソースコード置いておきますね。「dxf_scale.cpp」をダウンロード

これでDXFの座標をざっと変換して、Silhouette Studio の「ファイル」>「プロパティ…」からDXFの取り込み辞の縮尺をmm固定にして読み込めばとりあえず出来上がり。

Ss_dlg1

Ss_dlg

なんとか読み込めた。

Ss_ok

部品も発注しなければならないが、たぶん基板の到着が一番最後になりそうなのでゆっくりやろうと思う。

なお、自宅リフローについては

スイッチサイエンスさんの
http://trac.switch-science.com/wiki/HomeReflowKit

が、参考になりそうだ。

FPGAの最新品種では、QFPパッケージがどんどん品種が減ってきている(XILINXの場合7シリーズで今のところQFPはなさそうである)ので、もしBGAへの道が開ければ、今後が明るい。

今からいろいろなものの到着が楽しみである。

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