ここ二週間ぐらい風邪をこじらせてしまい、一向に進んでいなかったHOSを再開。
気まぐれに CQのSH2Aを掘り出して、HJ-LINK/USBつないで見る。
安い割りによくできている。さすがに自動変数は表示してくれなかったが(DWARFの解析って難しそうですもんね、私もやりかけて挫折)、趣味レベルなら十分実用。 (2010/11/25追記 Watchに普通に表示できました。すごい、フルスペックなデバッガだ)
でまあ、SH2Aは浮動小数点演算もなのですが、厄介なのがバンクレジスタ。これだけハードウェアリソースがあるならなるべく有効に使いたいものだ。
ルネサスの石の多重割り込み系の機能は素で使うには非常に強力なのだが、HOSのようなコンテキストの切り替えをOSが握らないといけないケースではことごとくアダになったりするから困ったものだ。
割り込みベクタも実は苦手。ARMとかもベクタ割り込みに移行してきてるので「うーん」なところですね。
入り口が複数あるのはいいのですが、結局遅延ディスパッチのために最後はOSが一度分捕らないといけない。HOSの場合、割り込み系APIの分離もしていないし、そもそも acre_isr なんてあったりするので、一度全部同じ入り口に集めなおすという非常に間抜けなことになるのですよね。
いやはや、先が長い。
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