理想ダイオードに近い回路の実現に難儀している。
普通のダイオードモデルだと降下電圧などが問題になるからだ。
順方向に電位差がある場合のみ、信号の強弱によって干渉して、逆方向に電位差がある場合は互いに干渉にないという素子を作りたい。
コンパレータ+スイッチというのが理想的であるし実際に作れるのだが、Spiceだとスイッチが各種のabortを引き起こしてしまう。
OPアンプを用いて作る理想ダイオードの回路をこちらなどで見かけた。
http://www.nahitech.com/nahitafu/mame/mame3/ideald.html
これを例によって自己回帰ループを組めば、良いはずなのだが、この回路自体
理想OPアンプでシミュレーションすると、負帰還がないので逆方向電位差の場合に-∞Vに発散してしまい(実OPアンプは電源電圧でクリップされるので無問題)シミュレーションがめんどくさくなる。
もともとシミュレーションでabortしないように各所に余計な抵抗をいれて理想OPアンプからは特性をずらして実験しているので、いっそうのこと実OPアンプのモデルで実験しようかとも考えている。
LTSpice がフリーで公開されているので、これを勉強中。
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