キーパー回路

全加算器が動いたので添付しておく。
「nand3.cir」をダウンロード

"Timestep too small" のエラーを回避するために、スイッチなどを緩やかに設定しているし、テンションを掛けるための信号も正弦波に変えた。より現実的な装置に近づいている。

加算結果の方をまずStrongで固定した後、入力に当たる側を真/偽それぞれにweekに振って振り切れたらそこでStrongにKeepする回路を追加した。

図のとおり順に固定されていく。
Nand3

図はひとつだけ張ったが、解を 10 とした場合、入力はキャリーIN含めて3つの入力は (1,1,0), (1,0,1), (0,1,1)の3つをとりうるが、探索順序を変えることでそれぞれの結果を得ることが出来た。

出力を固定した時点で入力側は、取りうる3つの解以外は取れないが、解の中では自由遷移できる(遷移間にポテンシャルの壁がない)ので、各方向に力を掛けて、デジタル値として有意なところに落とし込めばよい。どちらの方向に力を掛けるかで解が順にセレクトできる。

イメージとしては、出力側をロックした後、入力側に順に上下にテンションを掛けていって固定していくというやり方で、なんか古いシリンダー錠のピッキングに非常に似ているような(苦笑)。

シミュレータの使いこなしに苦戦している。
いつ、乗算器にたどり着けるやら(汗)。

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